よくある失敗例
お久しぶりの投稿となりました。
大学生はもう少し夏休みが続きますが、中学・高校生はもうとっくに夏休みも終わり、学校で新しい単元の学習に取り組んでいることでしょう。
生徒指導の中で、生徒の夏休み中の過ごし方や勉強方法について思うことがたくさんあったので、これから何回かに分けて執筆していこうかと思います。
まずは、勉強から逃げてしまった人について。
勉強から逃げた、ということはその人が何か他にやりたいことを見つけたということであり、そのことについて私は責めることはしません。ただ、こういう生徒には一つ共通点があったので共有しておきます。
『言い訳をする』
当塾では約1週間の自己学習期間を設け、学習した内容、時間を報告し、それに基づきこちらが修正、アドバイスする指導法をとっておりますが、勉強を投げ出してしまった人は、報告の際に必ず言い訳を添えていたのです。
笑っちゃうものもいくつかありますが、本人が特定されない範囲内で実際にあった『言い訳』を見ていきましょう。
1「親が、、、」
人のせいにするパターンです。
最も多いのが親のせいにしてしまうパターンです。
最近あったのが「参考書買ってくれないんですぅ」です。
当塾は個人で参考書学習をメインにやっており、参考書がないと武器を持たずに鬼狩りに行くようなもので、参考書がないなんてお話になりません。
指導開始前に保護者の方に参考書購入の件について了解を得た上で、指導に入りますから、「親が買ってくれない」なんてことはありません。
仮に本当に購入してくれないにしても、「買ってくれない」とわかった時点で塾に問い合わせるべきですし、あくまでもプレーヤーは『生徒』ですから、人のせいにしていてはいつまで経っても勉強ができるようになりません。
2「この塾で勉強しても成績が上がらなかったので」
もし当塾で長い期間(たとえば半年以上)アドバイス通りに学習したとして、それでも生関が上がらなかったのであれば、当塾の指導法が明らかに悪かったと言えます。
しかし、こういう言い訳をしてしまうほとんどの生徒が入塾1ヶ月未満のビギナー勢です。
勉強を今までにしてこなかった人間が短期間で偏差値を40も上げるなんてほぼ不可能です。
なにか勘違いして、魔法のような指導や授業を期待されて入塾されてくる生徒に多いパターンです。
確認ですが、今まで学習を怠ってきた人間が自動的に、楽をして短期間で成績を上げる方法なんてございません。
習慣、効率をガラッと変えなければならず、それにはそうとうな努力が必要となります。
(ちなみに学習習慣が身について仕舞えば、そこからはそんなに辛いということは無くなるでしょう)
ちょっと長くなってしまいましたので今日はこの辺で。
脱落してしまった(しかけている)人を手厚くサポートする予定は今のところございませんが、今本気で自分を変えようとしている生徒には全力で向かい合い、サポートしておりますので、今後ともフォーマル・ハウト学院をよろしくお願いいたします。