やべえなって思ったら、のはなし

昨日聞いたアパレルブランドを立ち上げた人(Aさん)の話。

「ブランド立ち上げてからさ、誰も俺のTシャツを買いに来ない日があったんだよ。マジで焦ったね。今日誰も来なくて、明日誰か来るって保証ある?なんなら誰にもこのブランド知られてないなら、存在しないのと一緒じゃん?本当に、出家しようかとも思ったもんね。」

この話してた時のAさん、すっごい嬉しそうだった。笑

「でもさ、俺めちゃくちゃ考えたんだよ。『俺にまだやれることはないか』って。そしたらさ、どんどんアイデア浮かんできて、楽しくなって、気づいたら、Tシャツ売りながらカードゲーム作って売って、さらに別の目標見つけたり追いかけたりしてんの!俺さ、昔から『まだやれることはある』って自分に言い聞かせるのが癖なんだけど、これが効いたんだわ。」

この人はマジで天才である。

そういえば、私は海上保安学校採用試験にも早稲田大学入学試験にも落ちたことがある。
どちらも本当に焦った。早稲田の時はアンチとかもいて苦しい思いをしたけど、そいうえば自分も「他にできそうなことはないか」と考えていたと思う。というか、そうだった。

仕事でミスした時、学校で最悪な成績をつけられた時、試験で失敗した時、試合に負けた時、、
「もう人生終わった」ぐらいのレベルで落ち込む人が多い。実は私にもそういうときがある。
今まさにそう思いながらこの記事を読んでいるのなら、今すぐ画面の電源を切って寝ろ。
起きたら、まだ他にやれることはないか必死になって探せ。
フォーマルにできることがあるなら遠慮しないで相談しに来い。

Aさん言ってた。
「『まだやれることはある』ってことばを口癖にすると、自分から離れていく奴は当然いるけど、後になってとんでもない化け物級の超人が味方になってくれる。言えるだろ、覚えられるだろ。たった10文字だぜ?『。』つくなら11やけどな!!」

昨日は本当にいい日だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です